名古屋に追いすがる鹿島・大阪勢 『勝ち点0.5の法則』 <J1・第23節>

                                            にほんブログ村 サッカーブログへ

                                          人気ブログランキングへ


■Jリーグ ディビジョン1 第23節

サンフレッチェ広島1-1ヴィッセル神戸     広島ビ11,979
ジュビロ磐田2-1FC東京       ヤマハ11,056
名古屋グランパス1-1横浜F・マリノス     瑞穂陸17,882
鹿島アントラーズ3-0大宮アルディージャ     カシマ14,199
浦和レッズ1-1清水エスパルス       埼玉38,909
ガンバ大阪3-2セレッソ大阪       万博20,973
湘南ベルマーレ1-6川崎フロンターレ     平塚12,831
ベガルタ仙台2-0モンテディオ山形     宮城ス26,391
アルビレックス新潟1-1京都サンガF.C.     東北電ス29,848


■第23節 順位

1.名古屋グランパス     勝ち点48  15勝3分5敗 得失点差+11
2.鹿島アントラーズ     勝ち点43  12勝7分4敗 得失点差+17
3.セレッソ大阪       勝ち点40  11勝7分5敗 得失点差+16
4.ガンバ大阪        勝ち点40  11勝7分5敗 得失点差+12
5.清水エスパルス      勝ち点40  11勝7分5敗 得失点差+10
6.川崎フロンターレ      勝ち点38  11勝5分7敗 得失点差+9
7.横浜F・マリノス     勝ち点38  11勝5分7敗 得失点差+8
8.アルビレックス新潟    勝ち点35   9勝8分6敗 得失点差+4  
9.サンフレッチェ広島    勝ち点34   9勝7分7敗 得失点差+0 
10.浦和レッズ       勝ち点32   9勝5分9敗 得失点差+6
11.ジュビロ磐田      勝ち点30   8勝6分9敗 得失点差-6
12.モンテディオ山形    勝ち点28  8勝4分11敗 得失点差-10
13.ベガルタ仙台      勝ち点24  6勝6分11敗 得失点差-6
14.大宮アルディージャ   勝ち点24  6勝6分11敗 得失点差-8
15.ヴィッセル神戸     勝ち点22  5勝7分11敗 得失点差-11
16.FC東京        勝ち点21  4勝9分10敗 得失点差-6
17.京都サンガF.C.     勝ち点15  3勝6分14敗 得失点差-19
18.湘南ベルマーレ     勝ち点14  3勝5分15敗 得失点差-27





前節の神戸に続き、FC東京が監督を解任

真っ黒に日焼けした風貌が印象的な城福浩(じょうふく・ひろし)監督は、サイドライン際で選手を大声で叱咤する情熱家の顔と、知的な理論派の顔を両方持っている、Jにはあまりいないタイプの指揮官。
富士通(現在の川崎フロンターレ)でプレーした後、会社員をしていた時期があり、サッカーだけにとどまらない広い視野がことばの端々にうかがえて、好きな監督の一人です。

開幕直前に梶山陽平と米本拓司のダブル・ボランチをケガで欠いたのが、尾を引きました。W杯後に主軸の長友佑都が抜け、また昨年15ゴールをあげて代表に食い込んだ石川直宏はここまでわずか1ゴール。
大分から獲得した若手DF森重真人(まさと)は、プレーレベルは期待通りながら退場・PK献上と不運続き。

平山相太や今野泰幸,中村北斗などポテンシャルの高い選手がそろってるだけに、布陣を固めないまま場当たり的に戦えてきてしまったのだとしたら、もったいない話。本来、16位に甘んじていいクラブではありません。
巻き返しを託されたのは、44才の大熊清(おおくま・きよし)監督。前身の東京ガスでプレーし、30才から監督・コーチとして多くの経験を重ねている人物。かつてFC東京をJ1に昇格させた生え抜きであり、つい先ごろまで岡田ジャパンのコーチを務めていました。
緊急事態に適役でしょう。

城福監督が浅黒い顔で大いに吠えるのを、またいつか見たいと思います。案外、東京サポーターの中にそういう人が多い気がしますが、どうなんでしょうか。



第23節で3分の2が過ぎたJ1。優勝争いの様相が固まってきました。

ずばり、優勝は首位名古屋から5位の清水までとみます。

昔から「勝ち点差とおなじだけ試合数が残っていれば逆転は可能」といわれます。
根拠があるのか無いのかよくわかりませんが、本場欧州におなじような物言いがあるらしいので、それなりに意味がありそうです。

ここに、あるもうひとつの条件が重なると考えていて、それは


『自分より上にいるクラブの数×0.5点を勝ち点差に加える』


ちょっとわかりにくいので、オラがマリノスで計算してみます。

マリノスは現在勝ち点38で7位。首位名古屋との勝ち点差は10。残り試合数は11ですから、勝ち点差が残り試合数を下回っており、逆転はギリギリ可能なライン。
しかし現実には、両者の間に6クラブがひしめいています。これらのクラブが一斉に負けてマリノスだけが勝つなんて可能性は、ほとんど無い。勝ち点差に隠れた不利な状況を数字に表すために、上にいるクラブひとつごとに0.5点を足してみるのです。

7位から上は6クラブなので、「6×0.5=3」。この「3」を勝ち点差に加えると、名古屋とマリノスは13点差となり、残り11試合では追いつくのはむずかしい。そんな計算が成り立ちます。

この考えでいくと、マリノスとおなじ勝ち点38の6位川崎までは名古屋に届かず。
勝ち点40できれいに並んだセレッソ・ガンバ・清水までは可能性がありますが、得失点差で5位の清水は実際の勝ち点差8に「4×0.5=2」を足すので、差は10点。残りひとつも負けられない瀬戸際な実状が浮かび上がってきます。

4連勝5連勝ができるのならば、こんな計算はまったく気にしなくていい。相手が連敗して自分たちが連勝すれば、あっという間に追いつき、追い越せます。
ただ、数字上の確率と実際の可能性は実はかなりちがうのがミソ。過去の優勝争いがそれを物語っています。

このへんのところをしっかりわきまえたクラブだけが、最終盤の綱渡りを冷静に渡り切れる。
目の前の試合を、勝ち点1でいいのか、もう1点を奪いにいくのか、得失点差を埋める必要はあるのか。
さまざまなシチュエーションに対応できる答えをより多く持っているクラブでなければ、気まぐれな女神は微笑んでくれません。



当方、生まれと育ちと住所と職場が横浜の神奈川県民。なので、タイトルが悲願の川崎とオラがマリノスに優勝を争ってほしいと、当然思ってます。数字の上だけになろうと、可能性があるかぎりは応援をあきらめない

優勝というやつは厄介で、ひたすら頂点だけを狙い続けなければ届かないのか、堅実にひとつずつ上を狙う先に待ってるのか。どちらが近道なのかわかりません。もしわかってしまったら、スポーツの醍醐味は半減してしまうのでしょうが。

愛するクラブの勝利を無条件に信じつつ、毎年毎年の優勝争いをなんとか解き明かしてみたいきもちもまたあるわけで。
サポーターの性分は、どっちつかずというか、都合がいいというか、勝手なものです。

なんにせよ、名古屋がかなり優位な立場にあるのは間違いなく、好調マリノスとホームで引き分けて初優勝をまた一歩手繰り寄せました。
2位の鹿島以下はトーナメントに入りつつあり、降格争いクラブに足をすくわれると頂点はあっというまに遠のいてしまいます。

ガンバがなんだかんだで上がって来てるのは本当に大したもの。クラブが長年培ってきた高い総合力を感じます。セレッソは去年の昇格争いの経験をどこまでいかせるかで決まりそう。リバウンド・メンタリティが試されている清水。王者鹿島は先行・追い抜き・集団鼻差とすべて経験済み。虎視眈々と名古屋のつまずきを待っている。
さてさて、どうなりますやら。

マリノス、5連勝してくんないかな
まあ結局、そんなもんです。







<今節のコトバ>

「最後に彼ら(選手)と一緒に喜びあえたのはいつだっただろう。選手の成功を祈っています」(FC東京前監督 城福浩)

―――18日のジュビロ磐田戦に敗れ、ついに降格ゾーンの16位に入ってしまったFC東京。翌19日の練習前に解任を告げられた城福浩(じょうふく・ひろし)監督は、苦しかった今季を思い起こすコトバを残してクラブを去った。シーズン開幕前、『首都クラブによる優勝争い』を目標にかかげ、サッカー界全体に新風を起こそうと斬新な姿勢で挑んだが、無念の結果に。




<今節のマリノス>

名古屋グランパス1-1横浜F・マリノス
得点者:23分 天野貴史


GK
21 飯倉大樹

DF
35 天野貴史
4 栗原勇蔵
3 松田直樹
32 波戸 康広

MF
25 中村俊輔
6 河合竜二
30 小椋祥平
7 兵藤慎剛

FW
8 長谷川アーリア ジャスール
10 山瀬功治



SUB
31 秋元陽太
24 金井貢史
5 田中裕介
14 狩野健太
37 端戸仁
11 坂田大輔
9 渡邉千真

選手交代
65分 長谷川アーリア ジャスール→狩野健太
75分 兵藤慎剛→渡邉千真
85分 小椋祥平→坂田大輔

監督
木村 和司



[PR]
by daruwafu | 2010-09-20 19:00 | Jリーグ


サッカーのつれづれをなるままに…マリノス・代表・Jリーグ、W杯に欧州・南米etc 蹴球の森羅万象を横浜からコラムしてます


by daruwafu

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

カテゴリ

全体
横浜Fマリノス
日本代表
W杯(ワールドカップ)
Jリーグ
ワールドサッカー
蹴球な格言
蹴球ひとむかし
蹴球なデータ
蹴球なシネマ
蹴球なつぶやき
未分類

最新の記事

ブログ移転のお知らせ
at 2011-02-15 22:10
岡野雅行 <蹴球な格言・その..
at 2011-01-09 17:58
ジョセフ・ブラッター <蹴球..
at 2010-12-14 13:06
ヨハン・クライフ <蹴球な格..
at 2010-12-03 14:38
黒田和生 <蹴球な格言・その..
at 2010-11-25 14:27
フランツ・ミカエル・メルビン..
at 2010-11-22 16:31
岡田武史 <蹴球な格言・その..
at 2010-11-16 13:06
イビツァ・オシム <蹴球な格..
at 2010-11-11 21:57
川口能活 <蹴球な格言・その..
at 2010-11-05 14:29
フランクリン・ロボス <蹴球..
at 2010-10-30 21:04

リンク

<ランキング・サイト>
にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村



ブログランキング



ブログランキング【くつろぐ】

ブログランキング

TREview

人気BLOGRANK

スポーツランキング
ブログ王ランキング
BS blog Ranking
有名ブログランキング
リンクリックブログランキング
インフォブログランキング


<人気サッカーブログ>
サッカーコラム J3 Plus+
ATTACKING PHASE
世界一蹴の旅
FCKSA55
YouTubeサッカー動画紹介ブログ
蹴閑ガゼッタ

<サッカー 公式サイト>
日本サッカー協会
Jリーグ
Jリーグ選手協会
J's GOAL
JFL
なでしこリーグ
日本フットサル連盟
Fリーグ
FIFA 国際サッカー連盟(英語)
UEFA 欧州サッカー協会連盟
AFC アジアサッカー連盟
東アジアサッカー連盟
toto
賀川サッカーライブラリー
ロボカップ日本委員会

<Jクラブ 公式サイト>
横浜F・マリノス
横浜FC
ジュビロ磐田
コンサドーレ札幌
川崎フロンターレ
湘南ベルマーレ
F.C.東京
愛媛FC
ザスパ草津
ギラヴァンツ北九州
浦和レッズ
鹿島アントラーズ
ガンバ大阪
ベガルタ仙台
モンテディオ山形
アルビレックス新潟
アビスパ福岡
東京ヴェルディ
サンフレッチェ広島
名古屋グランパス
京都サンガ
清水エスパルス
ジェフユナイテッド千葉
柏レイソル
大分トリニータ
栃木SC
ヴァンフォーレ甲府
ロアッソ熊本
サガン鳥栖
徳島ヴォルティス
ヴィッセル神戸
大宮アルディージャ
セレッソ大阪
カターレ富山
水戸ホーリーホック
ファジアーノ岡山
FC岐阜

FC町田ゼルビア
S.C.相模原
松本山雅FC
ヴォルカ鹿児島
ガイナーレ鳥取
福島ユナイテッドFC
FC琉球
V・ファーレン長崎
ツェーゲン金沢
カマタマーレ讃岐

<外国クラブ 公式サイト>
レアル・マドリードC.F.
A.C.ミラン
FCバルセロナ
マンチェスター・ユナイテッド
アーセナルFC
バイエルン・ミュンヘン
ユヴェントスFC
バレンシア

<サッカーニュース・情報>
livedoor スポーツ
sportsnavi.com
サポティスタ
サッカー日本代表ネットワーク
日刊スポーツ
スポーツニッポン
スポーツ報知
サンケイスポーツ
中日スポーツ
デイリースポーツ
Yahoo!スポーツ
gooスポーツ
Google ニュース
biglobe スポーツ
時事通信
日本経済新聞
読売新聞
朝日新聞
毎日新聞
産経新聞
zakzak
FC JAPAN
fuori-classe(フォリクラッセ)
カルチョファンサイト
日本代表サッカー倶楽部
Number Web



<選手 ブログ・サイト>
中村俊輔 shunsuke.com
本田圭佑
川口能活 yoshikatu.net
稲本潤一
松井大輔
岡崎慎司 Ocafe
川島永嗣 Life is beautiful.
中村憲剛 Kengo14
楢崎正剛
大久保嘉人
佐藤寿人 MARZO DECIMO
宮本恒靖 m.tsune
高原直泰 TAKA19
三浦知良 BOA SORTE KAZU!
岡野雅行 野人は死なない!!
藤田俊哉
小野伸二
播戸竜二
鈴木啓太
リオネル・メッシ LEO MESSI

<解説者 ブログ・サイト>
中田英寿 nakata.net
中田英寿 TAKE ACTION
名波浩 LEFTY Web
前園真聖 zono.net
山口素弘 M.Pivote
ラモス瑠偉 CARIOCA
湯浅健二のサッカーホームページ
宇都宮徹壱 徹壱の部屋

<ファンサイト>
しゅりんぷと横浜FC

以前の記事

2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月

フォロー中のブログ

しずや

最新のトラックバック

リトルなでしこ、韓国にP..
from うんどうエッセイ「猫なべの定..
ニコニコ湘南
from 湘南
スポーツの普及
from Anything Story

検索

その他のジャンル

ブログパーツ

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧