カテゴリ:蹴球な格言( 118 )

岡野雅行 <蹴球な格言・その118>



”僕ね、人から『無理なんじゃない?』って言われると逆に燃えるんです”





          元日本代表・ガイナーレ鳥取 FW   岡野雅行(まさゆき)



――――――2011年からJ2に参戦するガイナーレ鳥取を、豊富な経験と明るいキャラクターでひっぱる岡野選手。1997年、フランスW杯を目指すアジア予選では、日本代表につねに召集されながらまったく出番なし。代表辞退まで考えたが、これに勝てば初のW杯出場という最後の土壇場、対イラク戦の延長戦でついに途中出場が巡ってくる。何度も決定機を外しながら、残り4分で決勝ゴールを決め、日本中に歓喜の嵐を巻き起こした。
38歳と大ベテランの域に入ったいま、”燃える”目標は『YAJINスタジアム』の実現。愛称「野人」の名を冠したスタジアムを、サポーターの寄付で鳥取に建設する壮大な計画だ。地域経済が苦しんでいる中、実現は簡単ではないが、野人が髪を振り乱して走り回れば、奇跡はまた現実になるのかもしれない。
[PR]
by daruwafu | 2011-01-09 17:58 | 蹴球な格言

ジョセフ・ブラッター <蹴球な格言・その117>

”We Go To New Lands(我々は新たなる地に向かう)"



            FIFA(国際サッカー連盟)会長   ジョセフ・ブラッター






------2010年12月2日、ワールドカップ開催地がロシア(2018年)とカタール(2022年)に決まり、これを受けてFIFA(フィーファ・国際サッカー連盟)のジョセフ・ブラッター会長が語ったコトバ。
ロシアとカタールでのワールドカップ開催は初めてで、東欧と中東地域での開催も初。これまでのワールドカップは、西欧で10回(北欧含む)南米で5回(2014年ブラジル大会含む)と、サッカー先進地域であるこの両地域が圧倒的に多い。他地域では北中米3回にアジア1回、アフリカが1回。うち2度開催国になった国が5カ国あり、開催の間隔がもっとも短いのはメキシコの16年間、もっとも長いのはブラジルの64年間となる。
2022年大会に立候補していた日本だったが、2002年の韓国との共同開催からまだ日が浅いと見られ、招致レースに敗れた。仮に成功していれば20年間で2度目のワールドカップだったが、〝母国〟イングランドでさえ最初の開催からすでに44年、〝王国〟ブラジルが60年を経ているのを考えれば、始めから勝ち目の薄い戦いだったのかもしれない(メキシコは本来の開催国コロンビアの財政悪化で代替開催国になったので例外的に間隔が短い)。
「新たなる地」を目指すFIFAの世界戦略の先には、『いずれ必ず開催国になる』といわれる未踏の大国・中国が控えており、おなじアジアの日本にもう一度ワールドカップが回ってくる可能性は高くはない。今後は、女子や若い世代の世界大会を日本に誘致し、地味でも着々と実績を積み重ねていって、他国の信頼と日本国内の待望論を高めていく必要があるだろう。
[PR]
by daruwafu | 2010-12-14 13:06 | 蹴球な格言

ヨハン・クライフ <蹴球な格言・その116>

”人でなく、ボールを走らせる。無能な選手ほど、よく走る”






             元オランダ代表・元バルセロナ監督   ヨハン・クライフ




――――――ペレ、マラドーナ、ベッケンバウアーら伝説の名手たちに名言・至言は数多い。中で、サッカーの核心をつきながら皮肉がひと振りかかっているのがクライフたるところ。よく走らなければピッチに立てない現代サッカー。そこに現役時代のクライフが加わったとして、はたして通用するのかどうかはファンの間でしばしば語られるネタ。本人がどう思っているかはさておき、ある高名な監督はこう語っている。「テクニックよりフィジカルを重んじるいまのサッカーでは、かつての英雄たちはだれも輝けないだろう。クライフ以外は」。
[PR]
by daruwafu | 2010-12-03 14:38 | 蹴球な格言

黒田和生 <蹴球な格言・その115>


”日本一を志そう。「志」とは、十一人の心と書く”






      元滝川第二高校監督・ヴィッセル神戸育成部長   黒田和生(かずお)




――――――岡崎慎司、加地亮(あきら)、金崎夢生(むう)ほか、数多くの名選手を輩出する”滝二”こと滝川第二高校サッカー部を、創設から築きあげた黒田和生監督のコトバ。長年若い世代をみてきた人物独特の含蓄が感じられる。黒田監督は岡山県倉敷市出身。筑波大から隣県兵庫の名門神戸FCで少年サッカーを指導。その後滝川第二高監督に就任し、無名校を全国屈指の強豪へと育て上げた。その手腕を買われ、2007年には高校を退任しヴィッセル神戸の育成部長へ。高校サッカー界からプロサッカー界に転進した数少ない指導者のひとりとなった。今年も冬の高校選手権出場を決めた滝川第二高。毎年チームのテーマとなる漢字一文字を掲げており、出場16回目で初の日本一を目指す今季の一文字が「志」である。
[PR]
by daruwafu | 2010-11-25 14:27 | 蹴球な格言

フランツ・ミカエル・メルビン <蹴球な格言・その114>




”駐留する外国の軍隊が市民にサッカーボールをよく配る。混沌の中で、子どもも大人もボールを蹴っている”






               駐日デンマーク大使   フランツ・ミカエル・メルビン




――――――現在デンマーク日本大使をつとめるメルビン氏が、前任地のアフガニスタンで見聞したボールをめぐる情景のひとつ。テロや内戦が収まらず、いまなお混乱の続くアフガニスタンでも、ほかの国と同様にサッカーは人々に愛されている。紛争で世界各地に難民キャンプができると、トイレより病院より先にまずサッカーのできる広場が作られる話がある。ユーゴスラビア紛争では、スタジアムが墓地になる一方で、水のなくなったプールをフィールドに子どもと大人がひとつのボールを追いかけていたという。戦闘機が飛び交う空の下にも、サッカーに汗を流す光景がある。
[PR]
by daruwafu | 2010-11-22 16:31 | 蹴球な格言

岡田武史 <蹴球な格言・その113>



”南アでの結果によっては、おそらくいろいろな影響が出る。成功すれば日本も自信を持つだろうし、失敗すれば景気が悪くなるかもしれない”






               元日本代表・元横浜Fマリノス監督   岡田武史




――――――2009年日本代表監督在任時、外国人特派員協会の記者会見で。1998年フランス大会で日本代表を率いた経験から、国の経済すら動かしてしまうほどの影響力を持つのがW杯だと実感した岡田監督。退任後は”代表は2度とやらない”と決めていたそう。しかし、2007年11月16日にイビツァ・オシム監督が脳梗塞に倒れると「これはやらなきゃいけねぇな」と後任を快諾。その11月16日は奇しくも、1997年に自らが日本のW杯初出場を決めてからちょうど10年後だった。順調にアジア予選を突破して南アフリカ行きの切符を手に入れたあと、大会が近づくにつれチームは伸び悩み、激しいバッシングを浴びたが、あらゆる重圧に耐え続け、南アフリカ大会ベスト16の快挙を手繰り寄せた。
[PR]
by daruwafu | 2010-11-16 13:06 | 蹴球な格言

イビツァ・オシム <蹴球な格言・その112>



”ライオンに追われたウサギが逃げ出す時に、肉離れをしますか? 要は(選手に)準備が足らないのです”






               元日本代表監督   イビツァ・オシム




――――――いわゆる「オシム語録」のなかでも有名なひとこと。現在ジェフ千葉に復帰して活躍するMF佐藤勇人選手が、プレー中に肉離れを起こしたときの発言といわれる。叱責の言葉のようで、当の佐藤選手は「あぁ、オシムは俺のことを見てるんだ、うまいこと言うなぁ・・」と思ったとか。卓見の指揮官の下で千葉の中心選手に成長した佐藤選手は、のちオシムジャパンで日の丸のユニフォームに袖を通している。2007年にオシム氏が自宅で脳梗塞で倒れたとき、日本語に不慣れな家族に代わって救急車を呼んだのはこの佐藤選手だった。
[PR]
by daruwafu | 2010-11-11 21:57 | 蹴球な格言

川口能活 <蹴球な格言・その111>



”満員のスタジアムで、敵のサポーターの罵声が飛び交う中で、シュートを防いだら「ざまあみろ」って思うし、その瞬間「ああ~」ってため息がスタンドから漏れるのを聞くのはたまらなく気持ちいい(笑)”






          日本代表・ジュビロ磐田 GK   川口能活(よしかつ)




――――――11月3日ナビスコカップ決勝で久しぶりのタイトルの美酒に酔った磐田。この試合でゴールマウスを守ったのが川口選手。経験を重ねてクールな面を持ち合わせてきたが、熱くチームを叱咤する姿勢は35歳のいまでも変わらない。延長後半ロスタイムにサンフレッチェ広島・槙野智章のPKを止め、直後に試合終了。数々のPKストップで伝説を残してきた川口選手にふさわしい、劇的な優勝シーンとなった。ちなみに、最近の携帯では「かわぐち」と打つと予測変換で「川口能活」とフルネームが出てくる。
[PR]
by daruwafu | 2010-11-05 14:29 | 蹴球な格言

フランクリン・ロボス <蹴球な格言・その110>



”選手のときは、ただサッカーをすればよかった。それだけで鉱山労働者の代表になれたんだ”






          元チリ代表・鉱山作業者   フロンクリン・ロボス



――――――33人が地下600メートルに閉じ込められたチリの落盤事故は、2ヶ月に及んだ苦難と敢闘の末、全員が生還する奇跡の救出劇に完結した。
”フェニックス”と名付けられた一人乗りのカプセルが地上と地下をひたすら往復。カプセルの扉が開いて作業員が姿を現すたびに、世界中が涙と感動に包まれた。
地上に戻るや、ボールを巧みにリフティングしてみせたフランクリン・ロボスさん(53才)は、1984年ロサンゼルス五輪予選に出場した元チリ代表。38才まで現役を続け、武器のフリーキックから「エル・モルテーロ・マジコ(魔法の追撃砲)」と呼ばれた。引退後、タクシー運転手から鉱山作業車のドライバーとなり、事故に見舞われている。
サッカーと鉱山は歴史的に縁が深い。サッカーの第一次黄金期である1920年代、鉱山は主要エネルギーである石炭と鉄を産出する最重要産業で、炭鉱企業とその労働者たちは街のクラブのスポンサーでありサポーターだった。
彼らは少ない休みの日にスタジアムへ押しかけ、すし詰めの立見席で熱烈にホームチームを応援。みずからも仲間たちとプレーを楽しんだ。観客の最多動員記録がこの時期に作られたというクラブが、欧州には珍しくない。
時代は移ろったが、当時の原風景を忘れまいと、ドイツ・ブンデスリーガにはいまでも選手を毎年鉱山に連れて行き「研修」させるクラブがある。
レアル・マドリードやバルセロナからサイン入りユニフォームが地下におくられるなど、サッカー界からのサポートが目立った今回の事故。同じだけのアシストが、今後の事故防止に向けられていくよう願いたい。
[PR]
by daruwafu | 2010-10-30 21:04 | 蹴球な格言

レイモン・ドメネク <蹴球な格言・その109>



”フランスは死なない”






               前フランス代表監督   レイモン・ドメネク



――――――2004年の就任から迷走を続けたフランス代表で、最後の指揮となった南アフリカW杯敗退後に語ったコトバ。「フランス代表は決して死なない」との訳も。大会前から星占いで選手を選考するといったワイドショー的な話題が多かったドメネク監督。世界的に評価の高いフランスの育成部門で、ユース代表を率いて成果を挙げフル代表監督へ。しかしその後は2006ドイツW杯準優勝のほかは低迷し、無用な発言が手伝って、選手やマスコミ、ライバル国と対立をくりかえした。南アの惨敗後、非難ごうごうの中退任。職業安定所へ出入りする姿が記事になるなど、変わらずスキャンダラスな渦中にいるよう。代表監督最後のコトバの真意はわからないが、今年58才の年齢を考えると、フランスはともかくドメネク本人の現場復帰はむずかしいのかもしれない。
[PR]
by daruwafu | 2010-10-25 15:52 | 蹴球な格言


サッカーのつれづれをなるままに…マリノス・代表・Jリーグ、W杯に欧州・南米etc 蹴球の森羅万象を横浜からコラムしてます


by daruwafu

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

カテゴリ

全体
横浜Fマリノス
日本代表
W杯(ワールドカップ)
Jリーグ
ワールドサッカー
蹴球な格言
蹴球ひとむかし
蹴球なデータ
蹴球なシネマ
蹴球なつぶやき
未分類

最新の記事

ブログ移転のお知らせ
at 2011-02-15 22:10
岡野雅行 <蹴球な格言・その..
at 2011-01-09 17:58
ジョセフ・ブラッター <蹴球..
at 2010-12-14 13:06
ヨハン・クライフ <蹴球な格..
at 2010-12-03 14:38
黒田和生 <蹴球な格言・その..
at 2010-11-25 14:27
フランツ・ミカエル・メルビン..
at 2010-11-22 16:31
岡田武史 <蹴球な格言・その..
at 2010-11-16 13:06
イビツァ・オシム <蹴球な格..
at 2010-11-11 21:57
川口能活 <蹴球な格言・その..
at 2010-11-05 14:29
フランクリン・ロボス <蹴球..
at 2010-10-30 21:04

リンク

<ランキング・サイト>
にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村



ブログランキング



ブログランキング【くつろぐ】

ブログランキング

TREview

人気BLOGRANK

スポーツランキング
ブログ王ランキング
BS blog Ranking
有名ブログランキング
リンクリックブログランキング
インフォブログランキング


<人気サッカーブログ>
サッカーコラム J3 Plus+
ATTACKING PHASE
世界一蹴の旅
FCKSA55
YouTubeサッカー動画紹介ブログ
蹴閑ガゼッタ

<サッカー 公式サイト>
日本サッカー協会
Jリーグ
Jリーグ選手協会
J's GOAL
JFL
なでしこリーグ
日本フットサル連盟
Fリーグ
FIFA 国際サッカー連盟(英語)
UEFA 欧州サッカー協会連盟
AFC アジアサッカー連盟
東アジアサッカー連盟
toto
賀川サッカーライブラリー
ロボカップ日本委員会

<Jクラブ 公式サイト>
横浜F・マリノス
横浜FC
ジュビロ磐田
コンサドーレ札幌
川崎フロンターレ
湘南ベルマーレ
F.C.東京
愛媛FC
ザスパ草津
ギラヴァンツ北九州
浦和レッズ
鹿島アントラーズ
ガンバ大阪
ベガルタ仙台
モンテディオ山形
アルビレックス新潟
アビスパ福岡
東京ヴェルディ
サンフレッチェ広島
名古屋グランパス
京都サンガ
清水エスパルス
ジェフユナイテッド千葉
柏レイソル
大分トリニータ
栃木SC
ヴァンフォーレ甲府
ロアッソ熊本
サガン鳥栖
徳島ヴォルティス
ヴィッセル神戸
大宮アルディージャ
セレッソ大阪
カターレ富山
水戸ホーリーホック
ファジアーノ岡山
FC岐阜

FC町田ゼルビア
S.C.相模原
松本山雅FC
ヴォルカ鹿児島
ガイナーレ鳥取
福島ユナイテッドFC
FC琉球
V・ファーレン長崎
ツェーゲン金沢
カマタマーレ讃岐

<外国クラブ 公式サイト>
レアル・マドリードC.F.
A.C.ミラン
FCバルセロナ
マンチェスター・ユナイテッド
アーセナルFC
バイエルン・ミュンヘン
ユヴェントスFC
バレンシア

<サッカーニュース・情報>
livedoor スポーツ
sportsnavi.com
サポティスタ
サッカー日本代表ネットワーク
日刊スポーツ
スポーツニッポン
スポーツ報知
サンケイスポーツ
中日スポーツ
デイリースポーツ
Yahoo!スポーツ
gooスポーツ
Google ニュース
biglobe スポーツ
時事通信
日本経済新聞
読売新聞
朝日新聞
毎日新聞
産経新聞
zakzak
FC JAPAN
fuori-classe(フォリクラッセ)
カルチョファンサイト
日本代表サッカー倶楽部
Number Web



<選手 ブログ・サイト>
中村俊輔 shunsuke.com
本田圭佑
川口能活 yoshikatu.net
稲本潤一
松井大輔
岡崎慎司 Ocafe
川島永嗣 Life is beautiful.
中村憲剛 Kengo14
楢崎正剛
大久保嘉人
佐藤寿人 MARZO DECIMO
宮本恒靖 m.tsune
高原直泰 TAKA19
三浦知良 BOA SORTE KAZU!
岡野雅行 野人は死なない!!
藤田俊哉
小野伸二
播戸竜二
鈴木啓太
リオネル・メッシ LEO MESSI

<解説者 ブログ・サイト>
中田英寿 nakata.net
中田英寿 TAKE ACTION
名波浩 LEFTY Web
前園真聖 zono.net
山口素弘 M.Pivote
ラモス瑠偉 CARIOCA
湯浅健二のサッカーホームページ
宇都宮徹壱 徹壱の部屋

<ファンサイト>
しゅりんぷと横浜FC

以前の記事

2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月

フォロー中のブログ

しずや

最新のトラックバック

リトルなでしこ、韓国にP..
from うんどうエッセイ「猫なべの定..
ニコニコ湘南
from 湘南
スポーツの普及
from Anything Story

検索

その他のジャンル

ブログパーツ

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧